カフェーには2つの役割がある。
ひとつ目は、ボクの心を落ち着かせる時間を作ってくれること。
ふたつ目は、人の心を知ることができる機会を作ってくれること。
カフェーはただ喉の渇きを潤すだけではなく、心を動かしてくれる貴重な空間である。
世の中への細かな不満もこの空間が吹き飛ばしてくれる。
もちろんそのためのコーヒーの質は重要であるが。
…なんて売れない小説家のような文章を心の中でつぶやきながら、いつもの席に座る。
小説家ごっこしたくなる気分になるのもカフェーの独特な魅力である。
つづく
『ザ・カフェー物語。 #01 ここはカフェーである。』
2014.9.1 Mon post by sajihideyasu