勝手に憧れ。#03
さらに引き続き、ポートランドの話。
ポートランドといえばKINFOLK。
というか、ポートランドへ視察に行こうと思ったのもKINFOLKへの興味が始まりです。数年前から世界中から観光や視察でポートランドに訪れる人が増えているようだけど、その中でもこの一冊の独立した雑誌が世界に発信したクリエイティブの影響は大きいですよね。
日本の雑誌やメディアでもポートランドの特集が目立つようになったり興味を持たれ始めたきっかけの多くでもある気がします。
ポートランドに到着した夜にふと、「もしかしてKINFOLKのオフィスって訪ねられるのかな?」と図々しいことを思いつき、ダメもとでKINFOLKのWebサイト経由でメールを送ってみました。(たぶんひどい英文だったと思うけど、愛情だけは込めたメッセージで…)
突然だし、返信はまったく期待していなかったけど、なんとすぐ翌朝にお返事をいただきました。
『連絡ありがとう。ポートランドを楽しんでもらえるといいな。本当に残念だけどオフィスを引越す予定で、いまオフィスツアーができないんだよ。タイミング悪くて申し訳ないけどポートランドの滞在が最高のものになるように願ってるよ。』
(↑ボクの勝手な訳)のような内容でガッカリ。でも返信をいただけたのはとっても嬉しかったです。
もしかして軽くあしらわれちゃったかな?とも思いましたが、せめてオフィスの外観だけでも見てみたいと思い、Webサイトに記載の住所を頼りに勝手に行ってしまいました。
建物がステキ。それを囲うような植物たちもキレイでした。
舞い上がった気持ちのせいもあると思うけど、とてもステキな時間が流れているところでした。
もうダメです。せっかくここまで来たなら、というスケベ心が強くなり、どうしても中を訪れてみたくなってしまいました。
ただ昨日メールしてすぐ来た日本人だから、断ったのに来たことがバレるとか、しかもロクに英語も話せないしみたいなちょっとネガティブなことも考えたけど、勇気を振り絞ってオフィスの扉を開けてみようと思いました。
メールのやり取りを見返しながら、どういう風に会話をしようかと入り口の前で数分考えました。小心者。笑
めちゃくちゃ緊張して扉を開けて、すぐいた女性のスタッフさんに声を掛けさせていただきました。
とても優しそうな方で、ボクのワケわからない言語にも丁寧に接してくださいました。
どうやら本当に引越し準備中で、オフィス内の案内ができない状態のようでした。(ちょっと前までは要望があればオフィスツアーをしていたようです。)疑ってごめんなさい。恥ずかしい…。そしてタイミングが悪くてとても残念。
でも入り口あたりのところだけでも見れて良かった。とてもステキなオフィスでした。エントランスには訪問者向けのTake Freeなポストカードが置いてあって、たくさんもらってしまいました。これすごく嬉しいね。
それにしても緊張したなー。世界一周しているときにナスカの地上絵に行く途中のバスで数日前に地上絵を見る用の小型セスナが墜落したって知らされた以来くらい緊張したかも。
オフィスから出てきたら何故かテンションMAXな彼がいました。
お父さんは緊張していたのに。笑
でも分かるなー。ここ、すごく気持ち良いもんね。
テンションMAX具合を撮っていたら扉から対応してくださったスタッフさんが出てきてちょっと恥ずかしかった…。
いろいろお邪魔しました。飛び込みなのに心良く対応していただき感謝しています。
※もうオフィス移転されているみたいですね。オフィスツアーもされておらずイベントの実施でコミュニケーションされているようです。
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