50ミリブログ

20150209_イメージで選びイメージで選ばれる

複数の中から何かを選ぶとき、自分の好きなイメージのものを選択していることが多いですよね。

洋服であっても住居であってもランチタイムに入るカフェであっても、もちろん価格も大切だけど、できれば好みなイメージのものを選びたい。
例えばケータイだって同じような機能が並んでいたとしたら、デザインやカラー、広告写真などのイメージにワクワクするものがいい。
一方が5万円で、ワクワクするほうが6万円だとしても、その差額の1万円はイメージによる付加価値であり、そこに重きを置く人であればそちらを選ぶ。ましてや同じ価格帯であればなおさらです。

意識していなくてもボクらの脳は知らないうちに好みのイメージを選んでいるみたい。
もちろん前述したような、クリエイティブに苦手意識を持ってしまっている方でも例外無く必ず好みを選んでいると思う。
これは価格帯に関係なく、車でも100円ショップでも、より自分好みなものを選択する。

どんな敏腕営業マンよりも優秀なときがあるくらい、イメージがボクらに勝手に営業してくれるんです。

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イメージばかりを気にするつまらない大人になるのはイヤだけど(笑)、もしそれがビジネスならば、企業や製品のイメージづくりは大切にして欲しい。

自分が日常でモノを選んでいくように、自社の商品やサービスもイメージで選ばれる。
良いイメージを創ることは決して簡単なことではないけれど、それを大切にしている企業はその企業自体もとても魅力的に感じます。

イメージも含めて商品やサービスだから、イメージづくりは商品を開発することと同じ。先頭集団や隣りの企業と同じものを創ってもただの二番煎じでツマラナイです。ワクワクしないというか、「ああいつものね」という飽き感を与えてしまうこともあります。
もちろんデザインや広告だけでなく、その見せ方・配り方や、サービスや対応や価格や店構えもイメージを構成する大切な要素。新しい開発なのだから、「コスト」でなく「投資」として自社のイメージを開発していくことが大切だと思っています。
いろんな手法があるけれど、これは大企業でも中小企業でも個人商店でも同じですよね。

残念ながら人はとても誤解しやすい生きものだから、ご自身のイメージをきちんと表現してあげないと勘違いしてしまいます。
何かのコピー(複製)ばっかりしていたら、ご自身の本質を見失ってしまいますよね。

イメージづくりはお客様とのコミュニケーションづくり。そこを軽率にしてしまう企業さんが意外と多い気がするけど、実はもの凄く大切なんですよね。

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人生は選択の連続である。

シェークスピアの名言じゃないけど、せっかくなら選択してもらえるようなイメージを創っていきたいですね。

『イメージで選び、イメージで選ばれる。』

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