叔父の友人で、ボクも少しお仕事をご一緒したことのあるライターの高野さんがドキュメンタリー映画を創り、名演小劇場にて開催された完成試写会にお招きいただきました。
ラジオのパーソナリティや映画の評論家もされているとてもパワー溢れる方ですが、今度は映画まで創っちゃうとはね。もう監督さんです。
「映画つくりたいな」と言う人はたくさんいるけど(ボクもその一人)、まわりで本当に創っちゃった人ははじめてです。
映画のようなストーリーのある広告づくりはNoThrowのコンセプトなんだけど、映画本編を創るまでの度胸はないなぁ。素晴らしいです。スゴく刺激を受けました。
といってもご本人は撮影技術があるわけでもなく、監督や脚本家となるための修行をしたわけでもなく、とにかく伝えたいリアル・ストーリーを形にしていました。今までの仕事上で知り合ったカメラマン・デザイナー・ミュージシャンなどのクリエイターさんたちを味方につけ(巻き込んで笑)、オリジナルの主題歌までつくっていて、とても立派なドキュメンタリー映画でした。
タイトルは『厨房男子』。内容はその名のとおり、男子のお料理ストーリーです。さすがライターさん、タイトルがうまいなと思いました。もっと料理をする男性が増えて欲しい!というメッセージですよね。「男子厨房に入るべし!」ですね。
なんと名演小劇場のパンフではマイ・フェア・レディと同じ並び。
映画を撮るって、企画から実行・編集・公開まで想像を絶するような作業の数々だと思うけど(しかも本業もあるのに)、本当に楽しんでクリエイティブされていました。なんだか、撮影っていうのは結局、カメラ技術とかテクニックだけじゃなくて、気持ちなんですよね。伝えたいって想いがどれだけあるかなんだと思います。自分で映画創って、劇場で正式公開されて、試写会に大勢の方が来てくれて、舞台挨拶でお孫さんから花束もらえるなんて、なんと素晴らしいことなんでしょう。勉強になりました。
実は映画の中で叔父の墨拙もフューチャリングされていて、その撮影日だけボクも記録用のスチール撮影で参加させていただきました。ドキュメンタリーなので台本もないため叔父は好き勝手なことを話しています。とてもサジ家らしい発言でおもしろかった。(←是非劇場で)
2015.12.19〜 名演小劇場にてロードショー(前売券¥1,000-)です。
名演小劇場ってところがまたいいですね。
余談ですが、制作側の苦労が身を持って感じられたようで、舞台挨拶で「もう二度と映画の辛口批評はしません!」とおっしゃっていました。笑
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