50ミリブログ

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アメリカの話を幾つか。#07.1

引き続き、ポートランドの話。

窓際でオシャレにコーヒーを飲む女性にドキっとする。これは日本でもそうだけど、コーヒー片手に話をしたり考えたりしている人ってなんかステキですよね。窓際の自然光もとてもステキ。

そんなボクの個人的な好みはどうでも良くて、ポートランドはローカルなコーヒー店がたくさんあることでも有名です。
雨が多いポートランドでは、インドアで快適に過ごすことも文化のひとつなのかもしれません。
地元のコーヒー店の中でも有名な、Coava Coffee Roastersに行ってきました。
どのショップさんも心良く写真を撮ることをOKしてくれて嬉しいです。

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工場の作業台のようなテーブルがいいですね。リメイクして作られているようです。女性も似合うし、ラフな男の人達にもビジネスマンにもよく似合います。

店内奥には特に仕切りもなく別の会社が入っています。『Bamboo Revolution』という竹を使用した家具屋さんのようですね。
ボクもカフェかパン屋さんか家具屋さんか植物屋さんの中に事務所作りたいと思ってるんだけど、どなたかからお誘いないかな笑

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店内はゆったり広いけどあまり席数がなく、日本では考えられない謎の空間があります。
またそこがいいんでしょうね。面積で席数考えて、回転数と売上と、というのももちろんビジネスとして大切だけど、空白があるから良い空間ができているというのはありますよね。

受け売りの知識だけど、ポートランドはローカルを大切にする地産地消の文化が強く、ファーストフードなどチェーン展開しているショップ企業はあまり受け入れないようです。スタバがポートランドに来るとなったときも反対運動があったみたいですね。
日本じゃ「スタバができるぞ」ってウェルカムだもんね。

もちろんボクもスタバに(結構)行くし、それも悪くないけど、ローカルの企業を大切にするということはとても大切だと思います。
やっぱり、そこでしか味わえないことや文化って大切だから。ボクみたいに文化に触れたくてわざわざ日本からポートランドにコーヒー飲みに行く人だっているしね。

「観光名所が無い」とか「知名度が低い」と悩む地方や地域は多いと思うけど、独自の文化や企業を地元のみんなで大切にしていくことって大事なんじゃないかな。もちろん政治も含めて。自分をしっかり持って。
ボクの地元の名古屋も、『なごやめし』だけに焦点が当たっている気がするけど、観光で行かないような場所にも良い企業さんや素敵なショップさんがたくさんあるから、県外や海外からもそういうところに憧れて来てくれたらいいですね。本当はそこが名古屋の文化だったりするから。

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毎週数百人のペースで外から移住してくるというポートランド。すごいよね、都会でもないのに。観光資源もほとんど無いのに。
地元の人たちが創ってきたこの文化を求め、ここで人生を過ごしたいという人が増えているってことですね。

そんな風に「名古屋に住みたいな」って、名古屋にゆかりの無い方から思えてもらえたら最高ですよね。

なんてことをコーヒー片手に考えてみました。
もちろん、窓際でね。笑

『Coava Coffee Roasters – ポートランドの地産地消とコーヒー文化。アメリカの話を幾つか#07.1』

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