50ミリブログ

20150922_モノと連想。どんぐりととなりのトトロ

息子が近くの公園でドングリを拾ってきました。秋ですね。
一旦集中して集め出すと止まらないのか50個くらい拾ってきました。1歳にしてはなかなかやるもんです。

ウチの茶色いフローリングに撒菱(まきびし)のようにバラ撒くものだから、思わず踏んですごく足の裏が痛い。なかなかやるもんです。

ドングリって久しぶりに見たような気がするけど、結構カワイクて美しいですね。
バラバラっと撒かれているだけでも絵になりますね。足痛いけど。

ボクだけかもしれないけれど、ドングリを見るといつも「となりのトトロ」を思い出します。
トトロやサツキ・メイちゃんの存在に押されて隠れがちだけど、ドングリこそ彼女たちとトトロをつなぐきっかけとなったトリガー的なアイテムなんですよね。そういうところに宮崎駿監督の才能を感じます。

以前、『くるりのこと。』や『Slippery When Wet.』で書いたけど、このように”モノ”で何かを連想されることっていいですよね。
広告って「思い出してもらう」ということもひとつの役割だったりするのですが、何かシンボル的なものがあると広告物を打たなくても、そのシンボルにたまたま出会ったら連想して思い出してもらえるかもしれないんですよね。

ボクも『さじ』なんて苗字なものだから、スプーンとか、料理番組で小さじ一杯なんて言葉が出ると思い出す人がいるみたい(笑)。あとはサントリーさん関連の記事が出たりするとね。小中学生くらいの頃はこんな苗字いやだなぁ(ダジャレ好きな先生はすぐ「佐治のさじ加減でやってみろよ」みたいなこと言うし)と思ってたけど、個性的で今は気に入ってます。

ということで、どうしても観たくなっちゃってすぐにレンタルビデオ屋さんに走って「となりのトトロ」のDVDを借りてきました。10年以上は観てなかったかなぁ。今更ながらとてもいい映画ですね。特にお父さんがとても良い。(←この歳になって新発見)

どんな企業さんにもこのようなシンボル的なモノがあるといいですね。なんか愛着もってもらえたりするし、結構オススメです。今は「サジくん、さじ投げないでよ〜」なんて言われるのも楽しいです。歳なんですかね。まぁそれがウチの屋号なんですけど。笑

『モノと連想。#01 どんぐりと、となりのトトロ。』

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