那覇市街からほど近い、旧海軍司令部壕。
太平洋戦争末期の沖縄戦で日本海軍の司令部があった地下壕。迷路のように掘りめぐらされた地下壕が当時のまま残っています。
その地上部分にある資料館には当時の写真が飾られ、信じがたい光景が目で見ることができます。
写真を撮っている人間として、この戦争当時のリアルな写真を残せたことに驚きました。
命をいつ落とすか分からない状況でカメラを手にし、目の前の惨劇にレンズを向ける。現代のボクたちに、そんな勇気があるだろうか。
一枚一枚の写真は、いくつもの文面よりも、その時の状況が誰にでも分かる大切な資料。
書や絵画などに比べ写真の歴史は100年そこそこと大して長くはないが、多くの近代歴史を分かりやすく語ってくれる貴重な道具となっています。
いずれ来る後世のためにも、ボクたちも勇気を出して生きて行かなければならない。写真を撮る覚悟もそうである。
そう、これはつい20世紀の、紛れも無い事実であるということなのだ。
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