201301009_旅のインスパイア

気分が変われば発想も変わる。

普段と違うコトをしたり、知らない場所に行ったり、人とじっくり話し合ったり。
気分を変える方法はいくらでもあるけど、旅で出会うモノもそうだったりする。

防波堤に描かれた絵を偶然見た時に、10年以上前のミスチルのベストアルバムのポスターを思い出した。
ポスター制作にあたって森本千絵さんがこの防波堤に描かれた絵や文字を見てインスピレーションを受けたという。沖縄に行き、実際に絵を描いていた姉妹を見つけ、一緒に歌詞や絵を描いて撮影したとか。 →ポスターの画像があったブログ


「テクノロジーが進化して想像力は絶えた」と斉藤和義が歌っているように確かにそんな気もする。
身を以て体験したことや経験が感性を増幅させ、そこから新しい発想が生まれる。それはテクノロジーがいくら進化しても五感すべてまでは影響を与えることが難しいことを証明するものでもある気がする。

世界一周した経験をどんなに他人に話しても、感じたことすべてを受け取ってもらうことは難しい。 ましてやいつもの会議室やデスクだったり、PCやスマホで地理的情報や歴史文学的情報を手に入れても、「知った気になる」というだけで経験による想像力というのは発達しないんだろう。

広告というものは、実際に「体験したくなる」「欲しくなる」という気持ちになってもらうのが役割。そのモノやヒトを好きになってもらうためには五感を経験したくなるように伝えなきゃいけない。そのためには作り手は当然、経験をしなくてはならない。

森本千絵さんの言葉を借りれば、「作り手の思いと世の中の人の気持ちの共通点を見いだしていくのが仕事。」
まったく勉強になることばかりです。

『旅のインスパイア。』

2013.10.9 Wed   post by sajihideyasu

内祝い2