20121030_彼女と彼の視線

この時期、パリはあまり天気が良くないのか、この時も雨が降って来てしまった。
慌ててカメラをカバンに入れ地下鉄へと続く階段を降りかかったときに、キュートだけど鋭い不思議な視線を感じて足をとめた。

インドやエジプトではカメラを持ってるだけで自分を撮ってくれというよく分からないリクエストをする人が多かったが、パリにもいるのか?
一応カバンに入れかけたカメラを取り出し、「撮る?」というジェスチャーをしてみたら案の定彼女は頷いた。

もしかしたらパリ流の逆ナンかもしれないと思い、多少心がデレデレしていたが余裕の顔でカメラを構え、地下鉄への入り口もアートな感じだったのでフィルムの残枚数と露出を確認しつつその場でパチリとした。
撮り終わっても進展がなさそうだったのでバイバイして地下鉄に降りることにした。

フィルムを現像してから気が付いたのだが、奥の方でビデオをまわしている男性がいるではないか。
もしかして何かのドッキリだったんかな?

余裕な顔のなかのデレデレが出てしまっていたらどうしよ。

まぁいいけどなんか腑に落ちないや。

『彼女と彼の視線。』

2012.10.30 Tue   post by sajihideyasu